2016年7月29日金曜日

違和感。


勉強のために中国から日本に来ている友人に会った。日本にきてまだ2週間もたっていないから、新しいことだらけで毎日楽しいんだろうな。

その友人から、おみやげをもらった。中国の古い映画などではおなじみの屏風――そのミニチュアだ。中華街でもよく見かけるかな。

そのおみやげを、新しいオフィスの机に飾ることにした。

引っ越す際に強烈な断捨離をして、机の上を整理した。シンプル・モノトーンになった(味気ないとも言う)。そこに置いて、アクセントにしようと。

ほら、素敵でしょ。


さすがに、机の真ん中に置いたら仕事にならないから、モニターの横に置いて、PC類の配線を隠してもらうことにした。

でも、そこにははからずも先客がいるのだった。

コンビニで買ったメッツに付いてきた、「エヴァンゲリオン」のキャラクターらしい。「らしい」というのは、僕はこのアニメーションを見たこともなければ、ストーリーも知らないからだ。

それはともかく、仕方がないから屏風にはこの先客と同居してもらうことにした。


い、意外にも馴染んだ……。

2016年7月25日月曜日

かほり。


残念ながら、バラの香りに関する話ではない。

人の臭いについてである。

僕は男女の関係で「ビビビッ」と来るのは、相手の臭いが大きく関係していると信じている。これまで好きなった人、お付き合いをさせていただいた人は、たいてい僕が好きな臭いをしている。念のために言っておくが、それは香水とかシャンプーの香りではなく、その人本来の香りである。

バラのような鮮やかな香りを出す人はいないが、好きな人は皆、一緒にいるとホッとする香りで包んでくれる。

そして、その逆もまた真なりである。

一般的に臭い(くさい)という範疇には入らない(はずだ)が、当たり前ながら「ビビビッ」の正反対の臭い(におい)を出す人がいる。ぜったいにお付き合いして子孫など残してはいけないタイプだ。

娘がパパの臭いをある段階から大嫌いになるのと同じで、遺伝子的に恐らく僕に近いのだろう。そういう人が近くにいると、我慢ならない。すべての能率が悪くなる。

その人にはとんだ迷惑だと思うが、そうなのだから仕方がない。

そして最近、気がついた。

僕が嫌いな臭いを出す人は、きっと僕の臭いも嫌いに違いない。

当たり前のことだ。なんで気がつかなかったのだろうか。

自意識がいつも過剰気味な僕は、それに気がついたとたんに、ますます僕の範疇にない臭いの人に近づきたくなくなった。

ああ、どうしよう。

2016年7月22日金曜日

釣り


祖母が勤めていた会社の保養所があった関係で、子どものころは年に1、2回、熱海に行っていた。

熱海に行くと必ずやっていたのは、スマートボール。ピンボールのようなゲームで、それだけが並んでいる遊技場があった。獲得した点に応じて、ぬいぐるみだとかの景品がもらえた。そういえば射的もあったな。

釣りもよくやった。今は人工の砂浜になってしまったが、その前は普通に桟橋がある港だったから、そこから釣り糸を垂らしてカワハギなどを釣っていた。

釣っていた、とは言うものの、釣り餌は自分でちぎって付けられなかった(ムカデのようなゴカイという生き物だ)。そして、釣れた魚は自分では怖くて触れなかった。何を間違ったかフグが釣れたときは、釣れた瞬間からぷっくぷくに膨れて怒っていたから、誰も触らなかった。

そんなことを思い出したのは、釣り堀を見たからだ。

これまでは電車の車窓から眺めることがもっぱらだった釣り堀が、今は職場の近くにある。釣りをやりたいと思ったらいつでもできる、そんな恵まれた環境に引っ越してきたわけだ。

頭をひねっても企画が出てこないときに、ちょっとここで釣り糸を垂らしてみたら、それまで思いつかなかった企画が、天の釣り糸から「これはあなたの企画ですか」と垂れてくるかもしれない。

それは蜘蛛の糸って話か。

いや、それも違うか。


2016年7月21日木曜日

25年。


『ど根性ガエル』の町田先生は「教師生活25年」が泣きの枕詞だった。僕は、教師生活を途中でやめてしまったから、憧れていた(笑)その言葉を使うことはできなくなった。

でも、気がついてみたら、社会人生活がすでにそれくらいになった。びっくりだ。

何にびっくりって、町田先生はもっと爺さんだと思っていた

ところで今週から仕事場が変わった。自宅から3キロ、自転車で15分弱の永福町から、電車で30分の市ヶ谷に移った。

長い社会人生活で、電車で通勤した経験は2つ目の職場の2年間だけ。最初の7年は車だったし、今の職場ではずっと自転車だった。2つ目の職場を挫折したのは、どうにも通勤電車が我慢ならなかったからで、本当はそんな理由ではないのだが、ここではそういうことにしておく。

今回の電車での移動に、さて、どのくらい耐えられるのだろうか。

16年前の電車通勤と今とでは、社内での時間の過ごし方が変わった。Amazon Kindleで本は読み放題。ノイズキャンセリングイヤホンで、音楽は騒音に邪魔されずに楽しめるし、音声による英語学習もラクラク。

どれも自転車での移動では楽しめなかったことで、無駄な移動時間が増えたと思わずに、有効に活用することで、人生を無駄にしないようにしたい。

往復約1.5時間。睡眠時間を6時間とすると、1日の起床時間1割弱が移動時間になるわけで、つまり人生の1割がただの移動時間だとしたら、何もしないのは非常にもったいない。

せっかくなら、今までやらなかったことに時間を使ってみようと思う(本当はつり革で懸垂とかしてみたい)。